約12時間で500円のマンガ喫茶に行ってみた
営業時間11:00~22:45(約12時間)
利用料金は1日500円というマンガ喫茶に行った
マンガ喫茶=ネットカフェと捉えがちだが、今回は異なる
完全無人・完全セルフサービスの新しいマンガ喫茶だった
結論を言ってしまうと「パチンコ屋のマンガコーナーにドリンクバー付けて有料化した」感じ
名前は「マンガ喫茶オーシャン」
この方のブログの方が詳しいです
bessynara.com
パチンコ屋の中にあるマンガ喫茶
サブタイトルの通り、このマンガ喫茶はパチンコ屋の中にある新開地駅を出てすぐの「Super D'station新開地店」にそのマンガ喫茶はある
ここは潰れたラウンドワンを改装してパチンコ屋になった
パチンコ屋だと18歳未満は入店できないので、18歳未満専用の入口もある
3階建ての構造で2階と3階がネットカフェゾーン
ただし2階と3階のネットカフェは分離しており、行き来することはできない
18歳未満の利用客のためか、パチンコ屋とネットカフェは分離されている
このネットカフェは完全無人セルフサービス方式で、店員は存在しない
入口も受付はなく、自動ドアの形状だが施錠されている
ではどうやって入店・支払いをするのかというと全てアプリで行う
店の入口横にもアプリ登録方法の記載がある
支払いはクレジットカードのみで、電話番号も必須となる
正直ちょっと怪しい感じがあるアプリだったので、サブのVISAデビで登録した
電話番号も正直登録したくなかったが、電話番号は1つしか持っていないので致し方なかった
登録方法は書いてあるが入店・支払い方法は書いていなかった
入店方法は
① 店舗検索・階数選択
② 名前入力
③ 予約(予約と言いつつ即利用)
④ チェックイン・ドア解錠・入店
の流れである
① 店舗検索・階数選択
マップ上で「このエリアを検索」を押すか検索ワードに店舗名・地名等を入れて検索すればマップ上に店舗が現れる
該当店舗が出てきたらそれをタップする
タップすると店舗の詳細が出てくる
下にスクロールすると2階と3階が選べる
先ほども書いたが、2階と3階は行き来できないので注意が必要
② 名前入力
入店したい階数の予約ボタンをタップすると、名前・住所等の入力項目が出てくるしかし名前のみ必須なので、それさえ入力すれば予約できる
偽名でもいいと思うが、なぜか実名で予約してしまった
ネットサービスに実名使いたくないのってインターネット青年会ぐらいの人たちなら分かってくれると思う
③ 予約(予約と言いつつ即利用)
あとは予約ボタンをタップすれば支払いが完了する予約と書いてあるが、予約ボタンをタップすればすぐに利用できる
1日500円なので時間指定の画面はない
④ アプリでドア解錠・入店
予約をすると下記画面になるチェックインを押し、「配信待ち」というよく分からないボタンをタップすればドアを解錠できる
あまりにも時間がかかる場合はアプリを再起動するとうまくいく
店内の様子
店内は広くはなく、普通の椅子が10席と、コンセント付きの椅子が2席のみであるPCや個室ブースがなく、ネットカフェではないことがよく分かると思う
(ただしパチンコ屋のWi-Fiが使える)
設備的には「パチンコ屋の漫画コーナーにドリンクバーを付けて有料化した」感じ
ドリンクバーはカップ式自販機だった
このタイプが好きという人も結構いると思う
ラインアップは「コーヒー・カフェオレ・アイスティー・ココア・レモネード・コーンスープ」
ドリンクバーの横には水道もある
氷入りのカップや飲み残しははシンクに捨てずに横のトレーに置いて欲しいとのこと
肝心の漫画だがそこまで多くはない
パチンコ屋の漫画のラインアップに期待するのもアレなので、500円はドリンクバーと場所代みたいなところはある
ただ2階と3階の漫画のラインアップは違うみたいだった
Wi-Fiのパスワードの記載はどこにもなかった
冒頭に載せた記事に書いており助かったが、流石にパスワードはどこかに掲示しておいた方がいいと思う
途中外出も可能で、出る時は何もせずに出られる
再度入店するときには、再びアプリでドアの解錠を行う
また、画像を取り忘れたがエアコンの操作盤もあるので温度調整もできる
てきとーに漫画を読んですぐ出るつもりだったが、思ったより面白い漫画を取ってしまい約5時間過ごした
画像の漫画も面白かったが、「世界で一番、俺が○○」という漫画が面白かった
あまり認知されていないスペースのため、私以外の利用者はいなかったが
このマンガ喫茶を無料休憩スペースだと思い、入店を試みる客が何人かいた
入口が自動ドアと同じ形状の上、パチンコ屋と言えば無料漫画スペースがあるので無理はないと思う
ドアが開かず「???」みたいな表情をして去る客や、入口横のアプリ登録方法を見て去る客が多数だった
中には強引に開けようとする客もいたのでちょっと怖かった
また、ガラス張りの店内なので、中にいる私を不思議そうに見る人が多かった
途中で管理人らしき2人が非常口のドアから入ってきたが、すぐに出て行った
何だろうと思ったが「やべえ利用客いたわw」と呟いていた
おわりに
土曜日に利用したにもかかわらず、2階は私以外利用客がいないのが良かった3階ではノートPCで作業している人もいたのでそういう使い方もよいと思う
設備的には「パチンコ屋の漫画コーナーを有料化してドリンクバーを付けた」形だが、1日500円という安さを考えれば悪くない
完全無人というコミュ障にありがたいシステムも良い
こういう特殊なマンガ喫茶やネットカフェっていいよね
「マンガ喫茶オーシャン」のHP
www.sanyoshigyo.com